第2期V-pro League(第4節)【うるり】
第2期V-pro League自戦記
【担当記者:うるり】
皆様こんにちは!うるりです!
第2期V-Pro League 第4節が終了しました!
決勝進出、上位リーグ残留をかけたリーグ戦もいよいよ終盤。
僕は4節目が上に行くか下に行くかで決勝進出をまだ狙うのかリーグ残留を目標にするのかのちょうど境界線というところでした。
早速1戦ずつポイントとなる局を振り返っていきます。
1戦目
南2局1本場
かなりリーチのみの手になりそうなところに打点の種となるを引いてきました。
一見聴牌枚数で切りがいいようにも見えますが、赤を使い切る観点から見るとを切ったあとにを引いた聴牌でが出ていってしまいます。
また対面の式代りりか選手と上家の蘇芳またたび選手が序盤に打としておりカン自体の待ちも景色が良く見えるためここは打としました。引きのタンヤオがついた場合は改めてを切る予定でしたがそのままを引いて聴牌です。
を外すだけでタンヤオがつくため外すという手もあるのですが今回はタンヤオにするための真ん中の牌を暗刻以上で抱えてしまっていることとを切ってしまっていること、の待ちがかなりよく見えるという点でリーチとしました。
これを見事ツモ!裏も乗り満貫の和了です!
トップにかなり近づいた局でしたがオーラス蘇芳またたび選手のダブル立直の前に敗れ2着となりました。
2戦目
東4局0本場
ホンイツ模様の式代りりか選手とチー打の親の安堂あず選手の仕掛けが入っています。
自分はかなり聴牌しそうなホンイツの一向聴ですがこのを、
切らずにオリを選択しました。
まずドラと槓ドラ、赤を含めて自分からまだ見えていない部分が多いですね。そしてラス目で和了したいはずの蘇芳またたび選手がオリ気配です。ですのでドラは親が持っていて満貫クラスの可能性があり更に萬子のホンイツの僕に、と切ってきているので聴牌確率も高そうです。
親は対面のを鳴かずにツモ切りのあと手出しです。
つまりやの形ではなく見えている枚数からは暗刻からでもありません。ですのでこれはにを持ってきてスライドしたパターンが濃厚です。
親の萬子待ちがかなり薄くなったので2枚目のから通っている筋を消去するとタンヤオの筋は–と–しか残っていません。かなり和了したい手でしたがこのでの12000点放銃を回避したのはいい我慢でした。
2戦目はこういった失点回避もありギリギリラス回避での3着で終了となりました。
3戦目
東1局1本場
リーグ戦が始まってから一番後悔した局でした…。
下家の式代りりか選手が国士無双ですがが4枚見えて和了の可能性はありません。
この局の最初から国士無双のことを実況で喋っていたので親の捨牌への認識が甘くなっていました…。
ドラを打ち出してきていてなおかつ筒子カンチャンも外してその後に出てきているのが役牌、最後にが余っています。完全に不注意でした。
痛恨の24000点放銃です。
オーラスに跳満を和了することができ命からがらの3着でしたが後悔の残る一戦となりました。
第4節は2着3着3着でポイントを減らして終了となりました。
最終節を控えたポイントはこちら。
降級ラインと90ポイント程度離れていて大きなマイナスを取らないかトップが1回でも取れれば上位リーグ残留という戦いになりました!
最終節、気合を入れ直して頑張ります!